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職員 M・Eさん
てらん広場は施設入所支援と生活介護等のサービス活動を行っており、4つの生活棟を持ち通過施設としての役割があります。
私はてらん広場に配属され、今年で3年目になります。
インタビュー
主な仕事内容を教えてください。
日中は、生活介護事業所の支援員として地域の古紙回収、ゴミ回収、またリサイクルセンターというところで牛乳パックやチラシを再利用するために分別を行う利用者さんの支援をしています。入所施設では、てらん広場3棟というところで、食事、入浴、排泄など利用者さんの身の回り全般の支援を行っています。どちらも利用者さんを支援することが私たちの仕事ですが、全てこちらが支援するのではなく、できない部分をできるようにフォローしていくことが大切なので、利用者さんのできること、したいことを見極めながら支援をしていく事を意識しています。今までできなかったことができるようになった場面をみた際、保護者の方から以前はできなかったのにできるようになりましたなどの声を聞くととても嬉しくなります。
仕事をやっていて一番嬉しかったエピソードがあれば教えてください。
入職4年目の際、別の施設からグループホームへ入居された方がいました。言葉・笑顔も少なく常に緊張されている様子でした。今まで施設の外を歩くこと、外出されることが少なかったということで、毎日外を歩く機会を作り、週末には出来るだけ外出をできるように支援を行いました。食事も今まではスプーン介助で食べることが多かったとのことですが、スプーンで自力で食べることから始め、少しずつお箸で食べることができるように支援を行いました。支援を続けて行くうちに少しずつ変化が見られ、外出に行きたいと言うように、玄関を見ながら「行こう」と職員に訴えるようになり、外出中も笑顔が増えました。食事もお箸を使い自力で食べることができるようになりました。利用者さんの成長して行く姿を見てとても嬉しく感じたのが印象に残っています。
この職場で働くことを選んだ決め手とは。
大学時代、尊敬している先輩の紹介で見学をさせていただきました。その際、いくつかの生活介護事業所、グループホームを見学させて頂きましたが、どこに行っても職員も、利用者さんも活き活きとした表情をしているなという印象を受けました。また、法人内に様々な種別の施設があり、多くの知識を学び、経験が積めそうだと感じ、この法人で働いてみたいと思いました。
